ははログ。〜気ままな日常キロクと卵巣胚細胞腫瘍のこと〜

はじめまして!卵巣胚細胞腫瘍の闘病記録とともに、日常のあれこれ書いてます!

卵巣胚細胞腫瘍〜婦人科初診から入院決定まで〜

ようこそ!

病院職員として働いていた28歳、胚細胞腫瘍になって職場でもある病院にて闘病生活を送る記録です(・̑◡・̑)

 

 

初めての婦人科受診

8月初旬。

4月からの総合内科での検査、検査、検査の日々(前回参照)。最終的にたどり着いたのは、卵巣腫瘍でした。

総合内科から婦人科への紹介状をもらったのが火曜日。翌週月曜に受診する予定でしたが・・・翌日水曜日のこと。

 

朝起きたら突然の嘔吐。

全身倦怠感、続く嘔気。

腫瘍の影響かもしれない・・・

 

仕事を休んで婦人科へ。

 

産婦人科の診察室は3つの診察室と処置室、妊婦健診室、授乳室、おむつ交換室などの部屋がある外来の中で広い診察科です。

 

婦人科での待ち時間は覚悟していましたが、初診だけの診察室がり、その日は運良く初診の患者さんが少なくて待ち時間ほぼなく診察室に呼ばれました。

まず、問診票に目を通した婦人科の医師

「今まで、婦人科検診受けたことないの?」

「あっ・・・はい。」

婦人科医師「25歳過ぎたら、一度は受けといてほしいなぁ。」

 

その通りでございます・・・。

 

で、ここから本題。現在の症状等問診を受けた後、内診台へ。専用スカートをはいて、内診台に座り。初めての内診台、座った椅子がウイーン…と自動で検査台に早変わりです(こんな常識も知らず…汗)。カーテン1枚で恥ずかしい、など感じる余裕なく腫瘍への不安でいっぱいです。

f:id:hahalog2022:20220909125446j:image

ライトが消され、内診開始です。

あちらこちら調べているのがわかります。時折、下腹部をググッと押しながらの診察がかなり痛かったですが(´Д`)

仕切っているカーテンが開けられ、一緒に画像を見ることに。

 

わかったことは、

  • 左卵巣がソフトボールくらいの大きさ
  • 腹水が溜まっている
  • 左だけでなく、右にも腫瘍がありそう

 

でした。

婦人科医師「至急、MRIを受けてきてもらって、確認しましょう。」

さらに、

婦人科医師手術しないといけないのは確実なので、今日、入院と手術の予約もします。」

 

MRIの予約は至急とのことで、主治医より直接検査室に連絡をしてくれて翌日午前中に。

手術は9/2、前日9/1に入院で予約になりました。

 

とにかく、あれよあれよという間にいろいろ話が進んでいくので、状況を把握するのに必死でした∑(゚Д゚)

 

MRI検査

検査前のいろいろ

婦人科受診翌日

前日の嘔気などの体調不良はなかったのですが、翌日も検査のため午前中は仕事を休みました。

朝イチでMRIの検査です。

造影剤を使用しての検査ということで、朝から絶食で病院にやってきました。

検査室でさっそく検査衣に着替えて、問診と金属チェック※1を受け、左腕に点滴をつないで、最後にブスコパンという薬剤(腸の動きを止めて、ブレなくするためだそうです)を左上腕に注射して、検査室内へGO!

ちなみに、この注射が今までで経験した注射の中で一番痛かった・・・。

※1待合室に書いていたポスターより:MRIは非常に強力な磁力を用いて行う検査なので、検査室内に金属を持ち込むことは厳禁です。万が一持ち込むと強力な力でMRI装置に引き付けられ危険です。また発火の危険もあります。酸素ボンベが装置に衝突している衝撃画像も添付されていました(゚д゚lll)

 

検査室内へ

f:id:hahalog2022:20220909130258j:image

機械のベッド(狭いです)に横たわり、骨盤付近に固定板を装着し、ヘッドフォンを装着(技師さんに付けてもらうので耳の位置からズレてます笑 直してとも言いにくい笑笑)、手にボールのようなものを渡され(しんどくなった時とか何かあった時に呼ぶナースコールだそうです)、あっという間に準備完了し、すぐさま検査室から私以外全員退室。ガチャン!!と鍵が締まり、

 

技師さん「では、はじめまーす。何かありましたら、手のボールを強く握って呼んでくださいね」

 

のアナウンスと同時にウォーーーン…とベッドが機械に吸い込まれていきました。とりあえず私はじっとしておくだけ。ヘッドフォンからは葉加瀬さんの情熱大陸のオープニング音楽がエンドレス笑 

「30分耐久情熱大陸」笑笑

突然、ベッドが動いて

技師さん「終わりましたので、そのまま待っていてください」

 

私(はっ・・・!!寝てたわ・・・)

 

ちなみに目覚めてもヘッドフォンからはまだ情熱大陸 笑

技師さん・看護師さんが入室し、ヘッドフォン、握っていたボール(ナースコール)を返し、

 

技師さん「このうるさい機械の中、よく寝れましたねぇ〜ハハハハ」

 

笑われ(*´Д`*)

 

検査室から出て、点滴を外してもらい、着替えて終了しました。

 

ブスコパンの注射の副作用で、強い口渇眼が二重に見えていました。(車で検査を受けに病院へ行くときは要注意かもしれません。)

 

婦人科受診(MRIの結果説明)

MRIの翌日。

婦人科受診です。

診察の間だけ仕事を抜けさせてもらいました。

 

婦人科医師

MRIの結果は、

・卵巣腫瘍(両側)

・左の卵巣が推定13cm

・腹水貯留あり。

なので、予定通り入院、手術を進めましょう。」

手術を急ぐとのことで、予定通りの入院・手術が決定しました。

 

予定入院期間は1週間。腹腔鏡での手術で行うとの説明がありました。

次回はいよいよ手術入院です!!

 

では、良い1日を(๑・̑◡・̑๑)