ようこそ！！
病院職員として働いていた28歳、胚細胞腫瘍（未熟奇形種）になって職場でもある病院にて闘病生活を送った記録です(･̑◡･̑)
2010.11.1 （月）１クール１５日目
ウロウロ歩けるくらいすっかり回復しています。
味覚異常はなかなか元には戻らず、病院食を食べてはいましたが白米を中心として、なかなか本来の味を感じませんでした。「ただネチッとしたもの食べている」と言った感覚でした。
入浴と浴室について
さて、回復したら入浴もできるようになって、先週木曜日（１１日目）から主に病棟にある浴室（湯船はありますが湯は張っていません）を使います。この浴室、介助入浴もできるよう家の4倍くらいの広さでしょうか。1人で入るにはけっこう広いです。しかしその分、寒いっっ(＞_＜;)
病棟で、浴室の決まりがあって・・・
①起床時（6：30）に浴室前に、時間が書かれたホワイトボードが出るので、希望の時間を自分で書きに行く。（代理は不可）
②予定時間になったら、脱衣室（浴室の前）に「入浴中」のふだを掲げる。
③入浴が終わったら、ふだを外して部屋に戻る
といった感じで。
起床時に、入浴を希望する患者さんは名前を書きに行きます。6：45にもなれば、希望の時間は取れないと思っていいでしょう( ；∀；)
また、入浴時間は30分。これは脱衣所を使う時間であって、着替え、ドライヤーの時間も含みます。シャワーだけなんで、まぁ、時間的にはちょうどといったところでした。
病棟を出てすぐのところに全入院患者共用の「大浴場」があります。
病棟の浴室にこだわってましたが、一度行ってみると、、、
脱衣所があって、洗い場も仕切り付きであって、広めの浴槽（8人は足を伸ばして入れる）があって・・・と、ミニスーパー銭湯的な感じでした！！空いている時間を狙えば、ほぼ貸切状態！
この日から、この大浴場を主に使用していました♪(´ε｀ )
2010.11.2（火）１クール16日目
火曜日、ブレオマイシン点滴日です。
メニューは、
①点滴（デカドロン・アロキシ）100ml・・・30分
②点滴（ブレオマイシン）100ml・・・1時間
③点滴（ソルラクト）1000ml・・・5時間
のメニューです。
前回、前々回でもお話ししましたが、再度ざっと薬剤の内容を。
・デカドロン：ステロイドに分類される。吐き気嘔吐を抑える
・ブレオマイシン：抗悪性腫瘍剤
またもや一週間ぶりの抗がん剤がやってきました。。。
なんとなく、また倦怠感がぶりかえすのではないか、と不安でした。
やはり、熱は出ました。といっても、37.5℃と微熱程度でした。倦怠感もありましたが「なんか重いなぁ・・・」というくらいでトイレまで歩けてましたので、それほど副作用は感じませんでした。
2010.11.3（水・祝日）１クール１７日目
先週同様、ブレオ点滴のあと、仰向けに寝たら胸の圧迫感を感じました。
同じく、サチュレーションを測っても異常はなく、明日に肺機能検査、レントゲンをすることになっているので、それまで様子を見ましょう、ということでした。
2010.11.4（木）１クール１８日目
ブレオの副作用（発熱・倦怠感）はほぼなくなりました。
今日は、肺機能検査、レントゲン、採血の検査予定です。
この検査はBEP療法各クールの最後に定期的に行うそうです。
肺機能検査
↑↑参考までに。こういう検査です。
鼻にクリップをつけて、口だけで呼吸。この管（マウスピースのようなもの）を咥えて、3回息をしたのちフーーーーーーーー！！！！っと力いっぱい息を吐ききります。
・・・が、私、なんかこの検査下手で(^_^;)
うまく数値が出なかったらしく、何度もやり直ししました。
あとは、レントゲンと採血がありました。
・肺機能検査、胸部レントゲン・・・異常なし！
・採血・・・多少異常値が出てましたが、特に白血球数が減少していて、「グラン」という注射をしました。
2010.11.5（金）１クール１９日目
2010.11.6（土）１クール20日目
2010.11.7（日）１クール２１日目
週末、外泊して実家で過ごしました。
「人が多いところなど外出は控えてきださい」とのことだったので（あちこち出かけるほど元気ではなかったですが…）、実家で引きこもり生活でした。が、久々の院外。外は肌寒く気候が変わっていました。
ゆっくり3日間を過ごして、さぁ、次回からは２クール目に突入です！！！
ではでは、良い１日を( ´∀｀)
